たまおのブログ

たまおです。

【更新中】仕事まとめ

本記事では2019年4月以降の私の仕事をまとめています(随時更新)。

 

~玉尾たまお プロフィール~

ゲームメーカー宣伝・広報など様々な職種を経て、2015年からライター活動を開始。2018年に独立しフリーランスへ。
2021年10月にライター名を「たまお」から「玉尾たまお」に変更。

近年はアプリや朗読劇、ボイスドラマ等のシナリオ制作系業務が増加中のほか、メーカーオフィシャルレポートなども担当。
メディアライターとしては2019年から4Gamer.netに拠点を置き、ゲーム紹介記事やインタビュー、イベント/ライブレポート等を執筆する。

 

制作系に関しては非公開の仕事も多いのですが、ひとまず現在までの実績を掲載しています。詳細はこちらの目次からどうぞ(目次下に「続きを読む」が表示されている場合はクリックすると各項目にリンクされます)。

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2024年お仕事振り返り

今更2024年の振り返りを……? という感じですが、だらだらと途中まで書いていたものがようやく終わりましたので公開します。

ということで2023年に引き続き「一年の仕事振り返り」をお届けします。

 

私はメディアライターとしての活動のほか、シナリオなどのテキスト制作も行っております。メディアライターとしての活動拠点、4Gamerで私が書いた記事は2022年が54本、2023年が40本、2024年は30本でした。

ここからもわかるとおり、年々少しずつシナリオ系制作のお仕事を増やしてきました。体感的に4:6か3:7くらいで制作系の仕事が多かった気がしますが、非公開のものも多いため、こちらで紹介できないことをご了承ください。

 

ということで、2019年(フリーになった年)からの仕事一覧はこちらにあります。

 

◆2022年の振り返りはこちら

◆2023年の振り返りはこちら

 

それでは、↓の続きから2024年の振り返りをどうぞ。読めるものにはリンクを張っておきますのでぜひ!

 

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スマホゲームの終了について思うこと(2024年版)

以前、「ソーシャルゲームの終了について思うこと」というタイトルで記事を書きました。

この記事はスマホ向けゲームサービス終了のニュースが出るたびに再掲することも多く、考えは今もほとんど変わっていません。が、書いたのはもう7年前でした。それもあって、ここ最近で感じたことなどを追記した最新版(?)を書きたいと思います。ついでにタイトルも直しました。

※本記事は前の記事をコピペしつつ大幅に加筆&修正したものになります

※特定のタイトルについて語るものではありません

 

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つい忘れてしまうことも多いのですが、コンシューマーゲームと違って、いま稼働している基本無料系スマホ向けゲームの多くには「エンディング」がありません。でもそれが人の手で動かされているものである以上、いつかは必ず終わりが来ます。連載漫画に近い感じもしますが、大きな違いがあります。それは、多くの場合スマホゲームは「物語の終わり」が想定されていないということです。

iPhoneが日本に上陸したのが2008年、Androidが2009年。スマホゲーム業界はまだまだ若く、多くのタイトルが「いつまで続くか誰にもわからない」ままスタートして稼働し続けているというのは、ちょっと怖いことだなと近頃は感じています。

 

私はゲーム業界に関わるようになって久しいですが、同時にいちユーザーでもあるので、好きなタイトルが終わってしまう辛さはよく知っています。だからサ終に対してひどく失望したり、文句を言いたくなる人の気持ちも理解できます。

ただ“こちら側”を見ている者として常々感じているのは、作り手の愛情の込められていないゲームなんてこの世に無いということです。もちろん私個人の考えですし、ひょっとしたら嫌々ゲーム作りや運営に関わっている人もいるかもしれませんが、そういう人はやがて現場を離れることがほとんどです(もちろん現場を離れる理由は様々なので誤解なきよう……)。

少なくとも私の見てきた人たちは、誰もがお客様に喜んでもらいたいという気持ちを一番に作品を作り、届けていました。私がメディアライターとして活動するとき、いつも伝えなければならないと思っていることが、ゲームの面白さや魅力はもちろん、それを支える人たちの強い想いです。どの作り手に取材をしても、作品に込められた愛情の深さにとても驚かされるからです。

 

だからこそ愛する作品にピリオドを打つということは、彼らにとってこれ以上無い苦渋の決断であるはずです(余談ですが私もメーカーで働いていたことがあり、現場の人間的にはマジで本当に超スーパーめちゃくちゃ辛い話だよというのは言っておきたい)。

おそらくあらゆる話し合いはされたはずだし、どうにか生き延びるための検討を何度も繰り返したであろうと思います。とはいえ誰もが知るように、これはビジネスの世界であり、収支のバランスが取れていなければ存続はできません。そしてゲームを存続するか否かは現場とは別の立場の人が決断する場合がほとんどで、現場の人がどんなに愛情を込めた作品でも、残念な結論になってしまうのは仕方のないことだと言わざるを得ません。

 

とはいえ、だからといって「彼らも辛いからわかってあげて」「我々は我慢しましょう」と言いたいわけではなく、ここで私が一番伝えたいのは「ゲームを作っている側の人たちは、応援しているユーザーの気持ちを決してないがしろにしているわけではない」ということです。そこだけは思い違いをしてほしくないなと思い、以前の記事を書きました。

ついでに言うと、サ終のニュースが出るとそれを馬鹿にしたり嘲笑したりする発言もよく目にしますが、本当に残念だし悔しくなります。つい「運営」と一括りにするのもわからなくはないですが、画面の向こうにいる現場の人たちは同じ人間なわけなので。

 

あと、自分がプレイしているゲームの課金と費やした時間について。これについて、現時点での私の考え(※あくまでも個人としてのスタンス)を書いておこうと思います。

まず私にとってゲームへの課金は「ワクワクする気持ちや満足感への対価」であって、そこには決して犠牲があってはならないと考えています。つまり、払ったら自分にとって悪い影響が出る金額は絶対に出しません。ゲームは楽しむためにあるもので、ネガティブな感情が生まれる原因を作りたくないからです。

 

ちょっといやらしい考え方かもしれませんが、私が犠牲を払ったところでゲームは同じことをしてくれません。先ほども書いたように、赤字が続く、あるいは何か継続できない理由ができたらスマホのゲームは突然終わるんです。ケチかもしれないけど気持ちの上でも損をしたくないので、私は無理のない額と時間を使って応援するかわりに、ゲームはそのぶんの楽しさを提供してくれれば良いと考えてます。これはゲームに限らず個人的な推し活でもそうで、このあたりのバランスを意識してある程度割り切るようになってから、「損した」と思うことはほぼなくなりました。

 

何度も書いてますが、スマホゲームを遊ぶなら「いつかは終わる」という覚悟はやっぱりどこかに必要だと思います。それと「後悔のないようにすること」も。

前の記事で「ゲームも人との関係と同じで『縁』のひとつかもしれない」と書きました。人もスマホゲームもある日ひょっこり出会うものだし、突然付き合いが終わってしまうことが無いとも言えないものだからです。自分の意思と相手の意思、どちらの理由であれ。

 

さっき課金の話で「割り切る」だのなんだのと言いましたが、そうはできずに「このゲームやキャラがいなくなったら生きていけないかも」というくらい好きになることもあるかもしれません。それはすごく幸せなことだし、その気持ちは目に見えないけどめちゃくちゃ価値のあるものだと思います。だからこそ、その感情が自分にとってのマイナスに変わってしまわないよう、いつも自分の心に向き合うことが重要な気がします(この話についてはいつかまた別途書きたい)。

 

好きな何かとの繋がりが消えたら、そこにあった想いは行き場を無くしてしまいます。そうなったときに後悔しないよう、常にある種の覚悟を持って、応援できるときに応援し、遊べるときに遊び、伝えられるときに想いを伝えることが大切だし、受け手としては精一杯それをするしかないのかなとも思います。「こうしておけば良かった」という後悔だけは、なかなか断ち切ることが難しいから。

 

 

前の記事より長くなりました。このテーマは何年かかってもなかなか上手くまとまりませんが、今思っていることはこんな感じです。

2023年お仕事振り返り

昨年もやった「一年の仕事振り返り」です。

例によって非公開以外の仕事をすべて振り返りつつ簡単にコメントしていきます。

とか言いつつ8,000字超えたのでのんびり読んでください。

 

2023年はシナリオやテキスト制作など公式関連の業務が増えたこともあり、非公開の仕事がかなり増えました。

メディアライターとしての活動拠点の4Gamerでは、2023年に公開された私の記事は40本(昨年は54本)。読めるものにはリンクを張っておくので、「これ読んでなかった!」や「もう一回読むか」などの場合にお役立てください。

 

2019年(フリーになった年)からの仕事一覧はこちらにあります。

 

そして2022年の振り返りはこちら


それでは2023年の振り返りをどうぞ↓

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突発性難聴になった話②治療~再検査編

 

前回記事↑の続きです。

 

 

発症4日目(治療1日目)

ある日突然左耳が聞こえなくなって、紹介状をもらい総合病院に行ったところ「突発性難聴(まあまあ悪い)」という診断が下り、その日からさっそく7日間の点滴治療を受けることになりました。

突発性難聴の治療の多くはステロイド投薬で、直接それを点滴でぶち込むわけです。ステロイドは副作用が強いため、念のため点滴前には血液検査も受けました。

 

私は体力は無いものの比較的身体は頑丈で、あまり風邪も引かないしアレルギーや持病などもほぼ無いのですが(今だにコロナにも花粉症にもなっていない)、ステロイドの直ぶち込みはさすがに初めてでやや緊張。なんだかガンギマってきた……! ということもなく滞りなく終了。初回はちょっと長めで3時間くらいかかりましたが、以降はだいたい毎回1時間くらいのペースでした。

 

そしてこの日の帰りにスーパーに寄ったところ、人混みで大きな音が聞こえてくると左耳に「ビーッ」というノイズのようなものが。

さらに夜、友人と通話していたときスマホを左耳に持ってきてみると、何を話しているかは聞き取れないけれど、右耳から聞こえてくる声に合わせて「ビリビリ」「ビーッ」と音というか震えのようなものがありました。これはもしかしたら鼓膜が反応し始めているのかも? と、やや希望が生まれました。検査ではまったくもってなんの反応もなかったので……。にしても点滴の効果すごい。

 

発症5日目(治療2日目)

 

点滴2日目。病院までの道のりで音楽を聴いてみたところ、左は相変わらずちゃんとした音で聞こえないながらも、ビリビリというかバリバリというノイズのような震えは感じるようになっています(昨晩と同じ状況)。※友人に「バリバリ伝説じゃん」と言われました。いくら私がしげの秀一先生の漫画が好きだからといっても……!

突発性難聴「遅くとも発症から1週間以内(できれば48時間以内)の治療が鉄則」なので、発症から1週間経つ前に一応の反応らしきものがあるのは回復の兆しと思っても良いかもしれない。というかそういうことにしたい。

点滴を受けて帰宅。

 

発症6日目(治療3日目)~発症7日目(治療4日目)

 

「今日はどっちの腕でいく?」などと看護師さんとやりとりしつつ点滴。鼓膜が反応してるかも?という感覚はすごく変化するでもなく、この2日間くらいも同じ状況が続きました。

私は注射が得意というわけではないので(針を刺すところも見たくないタイプ)、毎日点滴を受けるのはまあまあつらかったです。痛みが……。ちなみに看護師さん的には「手首より肘の内側のほうが痛みは軽いかも」と言われましたが、私個人はどちらも変わりませんでした。

そして両腕の針の跡がそろそろやばい。7つの針穴を集めたら何か能力が生まれるとかあればいいのに……。

 

発症8日目(治療5日目)~発症9日目(治療6日目)

 

ステロイド7日間チャレンジの後半、左耳の反応がだいぶ変化してきました。右耳から聞こえる音に合わせていうバリバリ音が、いちおうちゃんと「言葉だな」とか「音楽だな」というのがわかる感じ。

しかし!この時期に繁華街に行かなければいけない用事があったのですが、これがちょっときつかった。なぜなら、街のざわめき……環境音や人の声などがすべて左からバリバリしたノイズやハウリング音として延々と入ってくるわけです。つらい。なのでひとまず耳栓を買って左耳だけ入れてみたところ、少し楽になりました。とはいえやはり、普段の外出よりだいぶ疲れました……。

 

発症10日目(治療7日目)

 

いよいよ点滴ラストデー。左耳から入る人の声や音楽は「めっちゃ電波が悪くて雑音混じりのラジオ」くらいまでになりました。とはいえ、片耳で内容を聞き取るのはちょっと難しいかなという感じ。というか何度も書きますがすべての音がノイズになって耳に入り続けるのが本当につらい。あと書いてませんでしたが、自分が喋る声もノイズ混じりで頭に響きます。さらに音楽以外の物音(何かがぶつかる音とか)はハウリングに近くてめちゃくちゃつらい。出かけるときは耳栓しないとちょっと無理ですね…という感じでした。

 

ともあれ、以上で点滴治療は終了。腕には7つの針の跡が集まりましたが、特に何も起こりませんでした。

 

そして点滴が終わり、翌日に再検査があったので結果を書いておきます。

 

<再検査編>

発症11日目

 

左耳のノイズ感(超雑音混じりのラジオ&ハウリング)は相変わらず。ですが最初のときと同じく聴力検査をしたところ、左耳からピーッという音が聞こえる!全部聞き取れたのかはわかりませんが、これはけっこうな感動でした。

 

先生の診断ではとくに大きなお知らせはなく、「回復の兆しはあるので、このまま投薬で治るのを待つ」ということでした(ちなみにこのあとの投薬はステロイドではなく血流を良くしたりめまい・耳鳴りを抑えるものです)。今回は初手で点滴治療して1週間で反応があったので、よく言われる「突発性難聴の3分の1は完治、3分の1は改善、3分の1はまったく治らない」のうちの「まったく治らない」には該当しないと見て良さそうな感じ。

なお「ノイズがきついので耳栓してます」と伝えたところ、塞ぎっぱなしはダメ、この状況に慣れるためによっぽどの場合を除いて耳栓は禁止と言われました。ひーん!

 

 

~その後~

 

この記事を書いたのは、発症からだいたい2週間が過ぎたところでした。

この時の状況としては「左耳からの音声がノイズ状態」はほぼ変わらないものの、静かな場所にいると耳鳴りが止まない感じ。もう本当に延々と、眠っているとき以外はずっとキーーーーーーーーーーーーーンと響く。出かけたり人と会ったり、TVや音楽である程度の大きさの音があるときは聞こえるうち半分がノイズ、室内などで無音/小さい音がするくらいの環境だと耳鳴りがするという…つまり常にしんどい。どっちにしても地獄!!

 

正直言うとこの状態はかなりキツいものがあり、ほんとに気を強く保っていないと発狂してもおかしくないのでは…? という感じでした。

ただでさえストレスが原因ではと言われているこの病気がさらにストレスになる負のスパイラル。とはいえ前回の日記に書いたとおり私は今とてつもなく仕事が多忙で、むしろその状況が「今それどころじゃねぇ!!」になっているので耐えられている(というかその問題はいったんおいといて、にできている)のかもしれません。

 

~原因について補足~

 

前回の日記でも原因は不明と書きました。ただ、もしもストレスが要素のひとつであったとするならば、思い当たる節はあります。

一番大きいのは10年近く一緒にいたペットが昨年の11月に旅立ったこと。あの子のせいにするつもりは絶対にありませんが、あのときの喪失感が自分のメンタルに影響していることは確実です。また、仕事がまあまあ多忙→今年に入ってから特にやばいレベルの多忙になったことで、いろいろ蓄積されたものが一気に表に出たのかなという気がしています。

私はどちらかというとロングスリーパーの傾向があってどんなに忙しくても睡眠時間だけは取っているのと、元々が超絶マイペースなポジティブ思考(生粋のB型ですよ!!)なので、気力でふんばっている感じです。ですがさすがに、ここしばらくは意識して休みを取るようにしようかなと思いました。

 

ひとまずは1ヶ月ほど投薬を続けたあと、再度の検査を予定しています。

続きはまた。

 

突発性難聴になった話①発覚編

突発性難聴になりました。

ミュージシャンが活動休止に~などのニュースで聞くアレです。
私の職業はエンタメ系ライターですが、特別に耳を酷使しているわけでもない自分がなるとは夢にも思わなかったし、「おや?」と気づいてからの進行が早すぎた。

ということで、症状の発覚から治療過程について記録を残しておきたいと思います。

※現在治療中です

※症状については個人差があります

 

***

0日目

日中、自宅で作業中に耳鳴り

日常生活でたまにある、さほど大きくはないキーンという耳鳴りがしばらく続きました。気圧の変化で起きるくらいのものだったし、このときは時間が過ぎれば治るだろうと思って放置。ちなみに、めまいや頭痛は無かったです。

 

ただ、夜には耳鳴りはそこまで気にならなくなったものの、なんとなく耳がボワワンとした感じ……飛行機に乗って気圧で耳がやんわりふさがったような状態になりました。

唾を飲み込んだり大きく口を開けても変わらず、まあ寝れば治るだろ!と思って就寝。

 

1日目

外出先で打ち合わせがあり、向かう途中はイヤホンで音楽を聴いていたのですが、そのときは一応両耳から聴こえていました。

打ち合わせはかなり長時間に及ぶものでしたが、途中から左耳の聞こえが悪くなっていることに気づきました。感覚的に通常の30%くらい。

さらに夜からは仕事相手と飲みの席があり、聞こえ方は10%くらいにまで落ちていた気がします。右耳は正常。

 

そして日付が変わる頃に帰宅。TVをつけたら音楽番組をやっていたのですが、もはや左耳からは全く音がせず、そのかわり右耳のすぐ真横から音楽が聴こえ、「あれ?右だけイヤホン外し忘れた?」と感じるほど。

これはさすがにおかしいぞと、病院行かなきゃな……と考えました。

 

2日目

友人と映画を観に行く予定でしたが、よりによって3D映画&私は三半規管弱いマンで3D酔いしやすい体質なので急遽取りやめに。その友人から「一刻も早く病院に行ったほうがいい」と強く後押しされたものの、運悪くこの日は祝日で専門医のいる病院が開いておらず、翌日に近場の耳鼻科に行くことに。

耳の調子は相変わらずで、左耳はまったく聞こえない&右耳は普通に使える状態でした。出かけてはいたのでちょっと人の多いところにも行きましたが、頭痛やめまいなどもなく、耳以外は特に不調なし。

 

3日目

専門医のいる近所の耳鼻科へ。耳の中の様子を見てもらったところ外的には異常なしで、続けて聴力検査をしました。

電話ボックスみたいな狭い密室に入ってヘッドホンをし、「ピーッと聞こえたらボタン押してください」という健康診断でやるアレは、やはり左耳はなんっっっにも聞こえませんでした。

もうひとつ実施したのが骨導検査。耳の後ろに受信機的なものをつけて、鼓膜を通さず直接内耳に音を届けるやつみたいです。やっぱりこれも音は全く聞こえなかったんですが、左耳のテストのはずが、右耳から聞こえてきたりすることもあったりしました。ともあれ、左耳で音は聞こえないという結果に。

 

検査を受けて先生の見立ては突発性難聴。おお、これが噂に聞く……ってほんと急すぎて突発もいいところなので自分も「そ、そうですか」としか言えない感じ。

突発性難聴は基本的に手術はなくステロイド治療で、通常は投薬で治す感じらしいです。ですが私の場合は状態が「けっこう悪い」とのことで、先生は「投薬じゃなくて点滴を受けたほうがいいと思う。紹介状書きますね」と、大きな病院への紹介状を書いてくださいました。話が大きくなり、ややビビる。

 

4日目

紹介状を持って総合病院へ。

前日よりやや詳しめの聴力検査を受けましたが、聞こえなさはほぼ同じでした。そして担当してくれた先生の見解も同様に突発性難聴。けっこう悪い状態の」でした。

この先生は「投薬より点滴のほうが効果あるという科学的根拠はないんですが」としつつ、私が「できることはやってほしい」とお願いしたのもあり、毎日通院して点滴治療を受けることになりました。期間は7日間で、そのあとは投薬に切り替わるとのこと。

ということで、この日からさっそく1週間の点滴がスタートしました。

 

***

以上が発覚の流れです。

今通っている総合病院の先生のお話をもう少し補足すると、

 

原因はマジで不明だそうで、それを追求しても仕方ないのかほぼ触れられませんでした。「仕事忙しい?まあストレスとか言われてるけど、原因はわからないから『自分のせいかも』って気にしなくていいからね!」と。これも「ストレスに思うな」という先生の気遣いだったかもしれませんが……。

 

治療しても全員が完治するわけではない。なんとなく治ったかなという人が多く、完璧に元通りになる人はそこまで多いわけではない。まったく治らない人も1~2割くらいはいる。※検索したら3割という説もありました。ひえー

 

・耳の不調にめまいが伴っていた場合、治る可能性が(めまいの無い人より)やや落ちることがある。

 

・薬は徐々に効いてくるはずだが、治るまではだいたい1ヶ月くらいを目安に考えてと。3ヶ月経っても改善の兆しがなければ「治らない」という判断になる。

 

とのことでした。

 

他にここまでにわかったのは、突発性難聴は本当に最初のムーブが超!肝心で、放っておくとそのまま聴力を失った状態が定着してしまうらしいです。

症状が出て1週間以内、できれば48時間以内だとなお良いね!  みたいな。何かサスペンス映画とかの「行方不明になってから××時間が勝負!」みたいな感じですよね……。

つまりは後からゆっくり治そうみたいなことができないので、おかしいなと思ったらとにかくすぐに病院に行きましょう ということです。

 

なお私が入院しなかったのは、かかった病院が入院でも通いでもやれることが今のところ点滴か投薬のみなのと、私自身の生活環境が安静とは程遠い! 病室に隔離してもらったほうが良い! みたいな感じではなかったからです。

あとはコロナ禍で、このくらいのこと(と言ってはなんですが)でベッドを占領するのもな……と思ったのもあります。むちゃくちゃ忙しいのもあって、絶対病室で原稿やりそうだし。

調べてみると他の病院ではこれ以外の治療法を行っているところもあるようですが、とにかく早く治療に入りたかったので、このような流れになりました。

 

治療の話などの続きは(たぶん)次回に…。

※その2はこちら

2022年お仕事振り返り

ブログが久しぶりすぎてアレなのですが、今年昨年の仕事振り返りをやってみようと思います。

実はこのほかに非公開の仕事もけっこうあったのですが、それ以外をすべて振り返りつつ簡単にコメントしていきます。

 

ちなみに記事ライターとして拠点を置いている4Gamerさまでは、2022年に公開された私の記事は54本でした。ほか、各内容にはリンクを張っておくので「これ読んでなかった!」や「もう一回読むか」などの場合にお役立てください。

 

2019年(フリーになった年)からの仕事一覧はこちらにあります。

tamaoblog.hatenablog.com

 

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本におかえりなさいませ。

先日、本を買いました。

今回の記事のタイトルは、挟まっていた栞にあった言葉です。

 

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「本におかえりなさいませ。」というこの言葉は、作家の原田宗典さんによる蔦屋書店のキャッチコピーだそう。あの店ほんとオシャレ空間ですけど栞までとは……。いちおう調べたんですが、氏がこの言葉にどんな想いを込めたのかはわからなかったので、自分的に感じたことを。

 

買ってきた本を読もうと扉を開いて栞が目に入ったとき、文字どおり「ただいま」という返事が頭に浮かんできました。もしも電子書籍の画面上に同じ言葉が出てきたら、優秀なロボットから言われているような感じがしたかもしれません。でも栞に書いてあったこの一言からは、熟練の執事というかお手伝いさんというか、そういう存在からの温かみのある言葉に思えました。「おかえり」でも「おかえりなさい」でもなく「おかえりなさいませ」というのが、受け手に対するリスペクトを感じさせるからでしょうか。細かいことを言うと、最後に句点(。)があるのも“人が発している言葉”感があって、しっとりとしたイメージがあります。

 

ここ最近、本の購入は圧倒的に電子書籍Kindle)が多いです。Kindleだと本棚を圧迫しないし、何冊も持ち歩く必要がないのでめちゃくちゃ便利なんですよね。でもやっぱり本が持つそのものの“重み”や、「あの一文があったのは本全体の厚みのこのあたり」みたいな感覚を得られるのは、紙に勝るものはないなとつくづく感じます。

 

手で触れる感触、紙とインクの匂い、ページをめくったときの僅かな空気の動きと音、そういうアナログ感がいい。自分が本を買うときに電子と紙のどちらにするかは、主に「ずっと手元においておきたくなるかどうか」「ふと欲したときに何度も読み返す可能性があるかどうか」で決めています。その本が自分にとっての導き手になりえるか、というのが近いかもしれません。

 

そして「おかえりなさいませ。」のあとは「さて、どんな言葉が必要ですか?」という問いかけをされているような気がしました。いまの自分にしっくりくる言葉や一節に出会えることを期待しつつ、読み進めてみたいと思います。