たまおのブログ

たまおです。

キャラ語りを語る

本業の方で、いわゆる『キャラ語り』とか『考察』的な記事をよく書いています。あれは読んでくださる方が増えていくにつれて楽しみもあるけどプレッシャーもめちゃくちゃすごいことになっていて、それでもやっぱり書き上げた瞬間は「やった…!」って気持ちになります。わかる人にはわかると思いますが解放感すごい。出来はこの際置いておいて…。

 

キャラ語りはよそのお宅(メーカーさん)で生まれて大切に育てられたお子さん(キャラクター)と過ごさせていただいて、そこで見えてきたその子のいいところをたくさんの人に伝える、そんな感じのイメージで書いてます。

 

だからその中で嫌いなキャラというのは生まれようがなくて、もし私が書いたものでその子に対する愛情が感じられなかったとしたら、それはただの私の力不足です。それだけは誤解されたら悲しいなあと。なんというか学校の先生のような気持ちって言うんですかね…クラスの子、みんな愛しいみたいな。

 

ちょっと夢のないことを言いますが、ゲームに出てくるのは『キャラクター』で、『生きている人間』とは違います。でも彼らがどれだけ愛されて生まれてきたのかを思うと、そして生まれてからどれだけたくさんの人に愛されているのかを思うと、やっぱりそれは生きている人間となんら変わりはないよなあとも思います。

 

私の好きな『あんスタ』の中のセリフにこんなものがあります。

 

f:id:tamaoblog:20170605190152j:plain

 

これはもう本当にそうで、『キャラ語り』とか言って書いてますけど別にこれがすべてじゃないんだよな~といつも思うんです。

 

私の書く『いいところ』なんて彼らのほんの一部で、さらに受け止める人によってその良さや複雑さは、それこそ何通り、何百、何千通りもあるんだと。だから読んだ方からこちらがうれしくなるような感想をいただくたびに、ほんの少しだけ申し訳ない気持ちになったりもします。(いやでもご感想は本当に本当にうれしいので、これからもぜひたくさんいただけたらと思いますщ(゚д゚щ))

 

私は、ゲームやものづくりに関わるすべての人を尊敬しています。よくクリエイターの友人とも話すんですけど、「愛のない作品なんて世に出す価値がない」よねと。ありがたいことにいま自分が関わらせていただいている作品たちは、作り手の方たちの愛情がたくさんたくさん詰まっています。だから自分もなにかを書くときは、これからもそれに負けないくらいこれでもかと愛情を込めて書いていきたいなと思っています。

 

 

…なんかちょっと真面目に語っちゃったんで、そろそろ次回以降はゆるいネタも投入したい所存。