たまおのブログ

たまおです。

アイドルについて考えてたらアリストテレスに行き着いた

 このブログ、今日(日付的には昨日)で開設して2年です。……というメールがはてなブログから届いて初めて気づきました。ここのところちょっと更新サボり気味ですが、もうちょいがんばろう。がんばります。

 

ということで今日は何を書こうかなと思ったら、はてなブログは毎週「今週のお題」と題してテーマを提供してくれていることを知りました。これも2年やってて初めて気づいた!!というわけで、今回はそのお題について書いてみたいと思います。

 

今週のお題「アイドルをつづる」

 

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これは私が個人的なファンであり、仕事でもずっと記事などを担当しているアプリ「あんさんぶるスターズ!」からのセリフです。このセリフ、それに触れたものの人生を「変える」などの大仰なことではなくて「ちょっとだけ喜ばしいものにしてくれる」と言ってるところがいい。何かを好きだと思う気持ちは、ポジティブなパワーに満ちているなあと。

 

アイドルだけでなく、もう少し広げてゲーム、ちょっとそれて漫画、小説、音楽、映画などのあらゆるエンタメは、受け取る側にとっては「それが無くても生きてはいけるもの」だと思います。でも、作り手側が自分の頭の中にある美しさや景色や音、感情を表現し形にしたものであれば、それは「芸術」と言ってもいいのかもしれません。それを受け手側が「娯楽」として楽しむのだけど、小さい子にもわかるような楽しさやワクワク感、それこそ人生や生活をちょっとだけ輝かせてくれるアイドルという存在は、もしかしなくても結構すごいのかなという気もします。難解な文章よりも、伝えたいことが誰にでもわかりやすい文章を書くほうが難しいように。

  

芸術とは人によって定義が様々なところもあるようですが、個人的には、芸術は時代を超えて残るものという要素もあるのかなと思っています。アイドルとは旬が短いイメージがありますが、そういう意味では、アイドルは「究極の娯楽」のシンボルのようにも思えます。けれど、それがその人の人生を変えるくらいの大きなものになったり、その人の中でずっと輝き続ける存在になったのであれば、それはただの娯楽ではないと言えるのでしょう。

 

 

なお今回のタイトルの意味は、この記事を書くにあたって「芸術と娯楽との違い」についていろいろ調べていたら、流れ流れてアリストテレスが説いた説得の3大要素(エトスとロゴスとパトス)に行き着いたという話でした。人を感動させる仕組みとは?みたいな話にも繋がってくるのですが、自分でもまだ消化しきれていないので詳細はまた今度……。

次回もまたお題がでたらチャレンジしてみようと思います☺