たまおのブログ

たまおです。

ソーシャルゲームの終了について思うこと

これはメディアとしてではなく私個人が思ったことですが、いちおう書き残しておこうかな思います。(というかそのためのblogでもあるのでした…)

 

あんさんぶるガールズ!!』のサービス終了が発表されました。私が関連作品(『あんさんぶるスターズ!』)の記事を担当していることもあり、このことを知ったときはかなりのショックを受けました。というかこれを聞いたのが当時いた編集部で『あんガル』を担当しているハラダ氏と取材帰りで食事しながら真面目に仕事の話をしているときで、そこからはもうお互いめちゃくちゃ言葉数が減りました。なにかもう、つらいね…という感じで。

 

コンシューマーゲームと違って、いま稼働しているソーシャルゲームの多くには「エンディング」がありません。でもそれが人の手で動かされているものである以上、いつかは終わりが来る。その決断の辛さはこの業界にいて嫌というほど知っていたことなのに、それをあらためて目の当たりにして衝撃を受けたという感じでした。

 

私個人は、作り手の愛情の込められていないゲームなんてこの世に無いと思っています。私の知る限りでは、ゲームづくりに関わる人たちは皆お客様に喜んでもらいたいという気持ちで作品を届けている。だからと言って「彼らもつらいからわかってあげて」などと言うつもりはありません。ただおそらくあらゆる話し合いはされたはずだし、あらゆるやり方も検討されたはずだと思います。きっとベストは尽くしたけれどこういう結果になってしまった。であればこれはもう受け手側としても、後悔のないようにするしかないのかなと思いました。もっと遊んでおけば良かったとか、応援する気持ちを伝えておけば良かったということのないように。

 

人との出会いと同じで、こういうのも縁のひとつのような気がします。それが無くなってしまったら、そこにあった思いも行き場が無くなってしまう。だから常にある種の覚悟をもって、そして思いや愛はちゃんと届けて生きていきたいなと思いました。

 

なんかやたらと壮大なまとめになってしまいましたが、正直なところそういう感じです。